軽油とガソリンの価格変動の違い

Posted by バウ | 豆知識, 軽油以外の燃料 | 火曜日 13 10月 2009 9:43:29

今回ご紹介するトピックは、軽油とガソリンの価格変動の特徴についてです。軽油、ガソリンともに石油から作られる製品ですが、価格についてはそれぞれに特長があるようです。まずは先週のニュースから。

『ガソリン価格9か月ぶり下落、128・9円』
(2009年10月7日|読売新聞)

石油情報センターが7日発表した全国のレギュラーガソリン平均店頭価格(5日時点、1リットルあたり)は、前回調査の9月28日から0・2円下がり、128・9円となった。

原油価格の下落に伴い石油元売り各社が卸価格を引き下げたためで、値下げは約9か月ぶりとなる。

ハイオクガソリンは0・2円安い139・7円、軽油は0・1円安い106・7円、灯油(18リットルあたり)は1円安い1244円だった。
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軽油やガソリンの価格に一番影響するのは、当然ながら原油価格です。日本は海外から原油を輸入しているわけですが、原油の市場価格は24時間常に変動していて、この原油価格によって軽油やガソリン価格も変動します。他にも軽油やガソリンの価格を決める要素には、「精製コスト」、「流通コスト」、「税金」があります。

軽油は国際流通性がいい製品なので、日本の石油会社は軽油の国際価格が国内より高ければ余剰分は海外に輸出することができます。このため、軽油価格は国際価格に連動することになります。これに対してガソリンは国際間の規格の相違で他国への輸出が簡単にはできません。余剰となったガソリンは国内で売り切るしかないため国内需要が直接価格に反映されるという特長があります。

ガソリン税と軽油引取税を一本化「地球温暖化対策税(仮称)」

Posted by バウ | 軽油以外の燃料, 軽油税と軽油引取税, 軽油と税の関係 | 木曜日 10 9月 2009 11:21:56

前回もご紹介しましたが、今回の衆議院選挙で圧勝した民主党のマニフェストには、ガソリン税と軽油引取税を一本化した「地球温暖化対策税(仮称)」の導入が明記されています。将来的には、税率引き上げ、企業に負担を強いる「環境税」(炭素税)へとつながる可能性を秘めています。

衆議院選挙の公約では、2010年度にまずガソリン税や自動車取得税などの自動車関係諸税の本来の税率に上乗せされている暫定税率を廃止し、その上で2010年度以降に、ガソリン税と軽油引取税を一本化、「地球温暖化対策税」を導入するとなっています。

民主党は二酸化炭素などの温室効果ガス排出量を1990年比で25%削減する目標を掲げており、こうした制度改革はその目標達成への足場固めといえそうです。しかし、こうした改革には官僚とともに産業界からも抵抗が予想され、前途多難といえそうです。

最近はあまり話題になっていませんが、ガソリンや軽油の値段が軒並みアップしており、9月7日時点でのレギュラーガソリンの全国平均価格は1リットル当たり128.8円で、前の週よりも2.3円上昇、4週連続の値上がりで、2円を超える大幅な上昇となっています

同様に軽油も1.6円アップの106.4円となっています。

一部地域では、ガソリン価格が130円台を記録しており、家計を圧迫しているのが現状です。安いと言われる軽油が平均価格106円を超えているわけですから、依然として高水準であることは間違いありません。

天ぷら油のリサイクル燃料

Posted by バウ | 軽油以外の燃料 | 水曜日 21 5月 2008 11:28:09

使用済み天ぷら油をリサイクルしたバイオディーゼル燃料というのがあります。使用済み天ぷら油の性状が不安定であるために高い品質を得ることが少々困難ではありますが、使用済み天ぷら油をゴミとして捨てずにリサイクルすることによっても処理の際の大気汚染や水質汚染を防ぎます。また、植物性の使用済み天ぷら油を原料とすることで、資源の少ない日本で国産のエネルギー確保ができます。使用済み天ぷら油の100リットルにつき約90リットルがバイオディーゼル燃料として再生できて今まで捨てられていたものがリサイクルしてよみがえります。

では、天ぷら油を精製して自動車の燃料として使用する場合には、課税の対象になるのか。
精製した製品に炭化水素分が含まれていなければ、軽油引取税は課税されませんが、もし精製油に軽油や灯油などを混ぜて使用する場合には軽油引取税が課税されます。また、混ぜる場合は事前の承認が必要になってきます。