ETCと高速料金1,000円

Posted by バウ | 軽油税と軽油引取税 | 金曜日 15 5月 2009 11:31:07

今年の3月からETCを取り付ける際に助成金が出ることになり、ETC搭載車は週末の高速料金が一律1,000円という制度と合わせて今年のGWは交通量が増えたそうです。

週末のドライブ旅行をする家庭が増えて、一般には受けがいいようですが問題はないのでしょうか。

政府は高速料金1,000円にすることによって高速道路の利用者が増えて、地域経済に一定の効果があったと言っているようですが、額面どおりでしょうか。
この裏では、電車と飛行機の利用者減という事態もあるようですし、経済効果については疑問符がつくようです。

また自動車利用が増えるということは、二酸化炭素の排出が増えることになるため、昨今の地球温暖化問題の観点からは決して歓迎される状況ではないと思うのですが。

今回の高速料金一律1,000円という政策は、今までの高速料金から比べると安くなったと感じるのですが、もともと高速道路は将来的には利用料金が「0円」になるとの触れ込みでつくられていたはずなので、1,000円だからお得かどうかについては微妙な問題だと思います。

軽油税などの道路特定財源は、道路の拡充・整備を目的として課せられる目的税ですが、高速道路は税金と利用料金のダブルで一般利用者に負担をかけてきたという現実があるので、一概に良くなったとはいえないと思います。

道路特定財源の一般財源化という問題は、道路の拡充・整備に充てる目的で創設された目的税を一般財源と混ぜて他の目的に使用するという筋違いの行為ともいえます。道路に充てる目的税は必要ないなら税金を安くし、一般財源が足りないなら、所得税や福祉・教育に充てる目的税を新設するのが筋ではないでしょうか。

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